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2020年4月からは、小学校3年生から英語が必修化。それに伴い英語教育を導入する保育施設が増加しています。
そのため英語を得意とする保育士の需要が年々高まっているのです。
こちらでは英語保育士として働くメリットについてご紹介しましょう。
2013年文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を公表しました。
これまで小学校5年生から開始されていた英語教育が、2020年4月からは小学校3年生から「外国語活動」としてスタート。
こうした背景により保育施設で英語教育の取り組みが盛んになっています。
また、できるだけ早いうちに英語に触れさせ、英語の早期習得を促そうという意識が保護者にも広がってきました。
将来のため、吸収の早い幼児期からの英語教育を希望する保護者が増え、英語教育に対する関心が年々高まっていることも保育施設が英語教育を導入する一因となっているのです。
今後も保育、幼児教育の現場に英語教育が浸透し、英語教育を導入する保育施設が増加していくでしょう。
保育施設からの需要が高まる英語保育士。
英語保育士として働くメリットについてご紹介しましょう。
厚生労働省の令和元年度賃金構造基本統計調査によると、令和元年度の保育士の平均給与額は、全国平均で24万4500円となっています。
インターナショナルスクールなどに勤める英語保育士の場合、月収は18〜30万円なので、全体の平均と比べると通常の保育士より高収入であることがわかります。
(※令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果)
また、政府の保育士に関する処遇改善制度で年々平均年収も増加傾向です。
英語の資格を取得しているとさらに資格手当などがついて高収入を期待できるでしょう。
保育士(想定年収) | 英語保育士(想定年収) |
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260万〜320万 | 350万〜450万 |
保育士(想定年収) |
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260万〜320万 |
英語保育士(想定年収) |
350万〜450万 |
英語教育を行っている保育施設の場合、一般的に保育士に高い英語力を求めることはほとんどなく、英語の基礎を理解していれば十分というところも少なくありません。
一方でインターナショナル・プリスクールなど高いレベルで英語教育を行っている保育施設では、英検2級やTOEIC600点以上のレベルを求められる場合も。
プリスクールの英語教育もネイティブ講師が行いますが、英語保育士が講師と園児、保護者との間に入りさまざまなフォローをすることになるので常に英語を使う環境に身を置くことになります。
ネイティブ講師との交流を円滑に行うことも求められるので、意思疎通ができるレベルに自然と英語力がスキルアップしていくでしょう。
園児やネイティブ講師との英語でのコミュニケーションが求められる場面も多い英語保育士。
採用の際も英語で積極的にコミュニケーションが図れるか、図ろうとする姿勢が見られるかを評価されるため、日常が英語漬けになることがこの時点でわかるでしょう。
上記の通りネイティブ講師とのコミュニケーションだけでなく、英語を母国語としている園児が通園している場合もあるので、英語しか話せない園児や保護者とコミュニケーションをとるために日常会話以上の英語にずっと関わっていくことができます。
英語好きの方には大きなメリットといえるのではないでしょうか。
英語保育士だけでなく、保育士にとって子どもたちの成長はやりがいに繋がります。
お友達と上手にコミュニケーションをとることができなかった子が、自分から英語でお友達に声をかけて一緒に遊んでいる姿を見たときには、その成長に喜びを感じるでしょう。
少しずつ声をかけて、コミュニケーションをとりながら信頼関係を築き、子どもたちの方から笑顔で挨拶をしてくれたら日々の疲れも吹き飛びます。
慢性的な人材不足にある保育施設で、英語力のある保育士の需要も同様に高まっていくでしょう。 英語保育の経験の有無や資格、スキルによっても受け取る月給額は変わりますが、英語力が高いことが証明できる保育士は高待遇で迎えられることは間違いありません。
英語に自信がある方は、それを武器にして保育士資格を取得し、就職・転職の選択肢の幅を広げてみませんか。